雪解けの春。私たちにとって一番忙しい季節が始まります。
4月初旬から苗作りを順次開始して、5月下旬までには全ての田植えを終えなければならないのです。
- 苗作り
さくさく村では、各品種の種子を購入し、自分たちで苗を作っています。良い苗が作れるかどうかでお米の出来が決まりますので、この工程は非常に重要です。
まず、種子を酵素が含まれた水の中へ1~2日漬けて、苗の病気の防除を行います(農薬なし)。
種まきの前日に種子を脱水し、機械を用いて苗箱へ均等に種を蒔いていきます。種を蒔く際、土にはしっかりと水分を含ませます。その後30℃を保った環境に2~3日置くと発芽します。発芽後はビニールハウスへ苗箱を移動し、育苗期間に入ります。
- 田植え
育苗期間は18日~20日ほど。苗がしっかりと育ったのを確認次第、田植え作業に移行します。さくさく村では、平地や山際など様々な場所に田んぼを持っていますので、しっかりと計画を立てて4月下旬から田植えを進めていきます。
田植えは雨の日も行いますが、やはり晴れた日の作業が一番はかどります!基本は2名体制で行い、一人が機械の操縦、一人が苗の補充を担います。稲はなるべく直線に均等に植えていくことがポイントです。
今年の豊作を願い、今日も田植えに奔走します!